平岡ボデーに限らず、仕事というものは一人の力でやり遂げることはできません。当社が生産している自動車部品のひとつを手に取っても、設計する人、試験する人、生産設備を作る人、そして生産する人の手を経て、やっと製品としてのカタチになります。さらにその製品を受注し、お客様に納める営業部門や、これらの組織すべてのサポートを行う総務部門があって、当社の「仕事」は円滑に回っているわけです。

役割の違うプレーヤーが各々の責任を果たしながら、連携してひとつのゴールを目指す。仕事とは、まさにチームプレーです。当社の経営にしてもトップダウンではなくボトムアップ型で、個々の意見や働きを重視した組織づくりがなされています。この「TEAM HIRAOKA」の一員となる人材には、何より力を合わせることの大切さを知っていてほしい。それは当社の求める人物像の中核になっていると言っていいでしょう。

その上で、私たちが期待するのは、どんなことにでも意欲的に取り組むことができる熱意です。ものづくり会社では、どんな部署でも挑戦と無縁ではいられません。それに社会人になれば、誰だって必ず壁に突き当たるときが訪れるでしょう。しかし熱意さえあれば、未知も困難もきっと克服できます。それは人間が何かを為す上での、エネルギー源だからです。スポーツでも学内イベントでも、何でも構いません。これまでの人生の中で熱意を持って取り組んだ経験があれば、ぜひその時と同じ熱い想いを持ってきてください。必要な知力や体力は、会社に入ってから身に付ければいい。でも、そのためのエネルギー源は、皆さんに持ち寄ってもらうしかないからです。

以上をまとめると、「他人事」も「自分事」として受け止め、仲間のために流す汗をいとわない。そして熱い挑戦心（こころ）を原動力に、知力・体力を駆使して前進できる人材。それが自動車の未来と「TEAM HIRAOKA」に必要なチカラです。

そんな皆さんが「TEAM HIRAOKA」のメンバーに加わり、共に活躍できる日が来るのを心待ちにしています。