開発・設計
先進のシミュレーション技術と
蓄積したノウハウの融合
お客様から初期設計モデルをご提示いただいたときから、平岡ボデーの開発は始まります。特に新規モデルの開発では、受注後の初期検討が重要であり、この時点での設計の追い込み、トラブルのつぶし込みが量産後のトラブル発生率を大きく左右します。当社ではシミュレーションを駆使してスムーズな量産立上げ・生産を支える開発を行っています。
開発体制
プレス製品の成否のほとんどは成形性に起因します。当社ではCADでモデリングを行い、シミュレーションソフトによる成形性確認を徹底。場合によっては、プレスメーカーから見た最適設計を自動車メーカーに提案することもあります。依頼に従うだけでなく、同じ機能を果たしながら、より効率的に生産する方法があれば躊躇なくそちらを提案する。それができるのは、プレス製品メーカーとしての長い歴史に裏付けられたノウハウと、お客様である自動車メーカーと二人三脚で歩んできた信頼の開発体制があるからに他なりません。
クラフトマンシップ
先進のCAE、CAT解析を行っても、最終的な製品の出来にはまだまだ熟練した人間の技術・感性に頼る部分が少なくありません。平岡ボデーではモデリングだけでは詰めきれない部分を微調整し、最終仕上げを行う技術を、手から手へ伝承することで、オンリーワンのものづくりを実現。プレス特有の熱ひずみや歪みを見極める知識と経験を当社独自のクラフトマンシップに昇華し、QCD向上のための礎としています。