平岡ボデーでは、アーク溶接・スポット溶接を中心に、近年ではレーザー溶接も取り入れ、高精度な組付けを行っています。組付けラインにはロボットによる検査工程も組み込み、作業のやりやすさと製造品質を確立。省スペース・省人化に取り組んでいます。また車体組立ラインの混成化に伴い、メーカーの生産計画に合わせて異なる車種の部品を製造・出荷する、同期生産を推進。オンラインの注文に応じた治具切替の自動化やトレーサリビリティー技術の導入など、ヒューマンエラーの余地をなくす取り組みにより、誤配送ゼロを実現しています。

レーザーによる溶接と切断技術は、形状の複雑化が進む現代の車両設計に対応する最新の技術です。スポット溶接の代わりにレーザーを用いることで、より深い溶け込みを短時間で実現。板厚12mmまで対応する他、スポット溶接と比較して立体的・複雑な形状の部品を組み付けることができます。3次元レーザーカッターと併用することにより、特装車や試作車用部品など、スポット的な少量生産のニーズにもスピーディーにお応えしています。

オンラインを通じて自動車メーカーの生産計画と同期し、「必要な製品を、必要な順番で、必要なだけ」出荷する、同期生産方式を採用。徹底したトレーサビリティーに より、誤発送率をほぼ0％に抑えています。