04 学生時代の専攻に関係なく
誰でも技術者になれる可能性がある

T. F

技術部 技術課 生産技術第三グループ | 2008年入社 理学部卒

プロフェッショナルを育てる社内環境

日々進歩していく自動車業界において、カーメーカーからの多様なニーズに応える技術力の高さ。それに加え、社内環境が整っていて、社外との関係も良好であること。この二つが、平岡ボデーが誇る強み、会社の魅力だと思います。私の同期には高卒の方もいますが、今では解析のプロフェッショナルとして第一線でバリバリ活躍しています。右も左もわからない若手を、一人前の技術者へと育てる社内環境には、目を見張るものがあります。

最先端技術を駆使した3D解析業務

第三グループの業務はCADや解析、3D測定器を用いた部品検査です。私の主な担当は部品検査。3D測定器で出来上がってきた部品とCAD上の部品の誤差を測定し、形状比較カラーマップ(誤差量を色分けし表したもの)を作成後、関係部署へフィードバックします。入社当時に比べると、ここ数年でそうした設備もどんどん近代化していますので、技術系の人は特にやりがいを持って仕事に臨めると思います。
この業務で大切なのは「計画性」です。製品にはもちろん納期があり、見積もりから納入まで早くて1年、長くても2~3年のスパンで動いています。完成までいくつかのステージごとに各部署と連携しながら測定するので、いつ何を行うのか、全体のスケジュールを把握し、考慮して計画する必要があります。各業務に支障が出ないよう、均衡を保ってスケジューリングするのは、パズルを解くような難しさがありますが、それも醍醐味の一つかもしれませんね。

仕事では、コミュニケーションが何より大切

これから平岡ボデーを目指す学生さんがいたら、月並みですがコミュニケーションを大切にしてほしいです。自分一人の力でできる仕事は、基本的にありませんから。たとえば私の業務では、パネル1枚検査するにも現場のスケジュールを確認し、手配しなければいけません。さらに状況は常に変化しているので、都度確認してこちらも臨機応変に対応しなければいけないです。現場が忙しい時期に自分の都合だけで計画を立てても、決してうまくはいかないですから。逆の言い方をすれば、コミュニケーションをしっかりしていれば、仕事を円滑に回す資質があるともいえます。
学生時代の専攻はあまり気にしなくていいと思います。化学部卒の私でも新人の時から責任のある仕事に挑戦させてもらいましたし、失敗したらきちんと上司や先輩方がフォローしてくれました。「報連相」を大事にし、向上心をもって取り組めば、10年後にはきっと人に誇れる技術が身に付けられますよ。
1日のスケジュール


07:50

朝礼

08:00

始業/メールチェック

09:00

書類整理、処理/カーメーカーからの部品の仕様変更書類など

12:00

昼食

13:00

3D解析

15:00

カラーマップ作成、整合性のチェック

17:00

退社